「どこで働くか?」ではなく「誰のもとで働くか?」
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みたのクリエイトの田野社長のブログに、
こういう内容がありました。
(一部抜粋)
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経営者のミッションは、所得水準を上げ、やりがいのある場を作り上げるという両輪。
従業員満足。
夢や、やりがいは大切。ってよく聞きますがその通りっす。
でも、それは、ある一定の所得水準がある企業が言える言葉だと思います。
月給10万で、夢や、やりがいを追求しよう!!って、ちょ~微妙。
夢や、やりがいは、本当に大切なので、その環境はもちろん追求しますが、それと同じぐらいに経営者として、所得水準を上げるのも最重要ミッション。
誤解のないように言いたいのはお金が全てだ!!って言ってるわけじゃなく、給料のことは、ひとまず置いといて・・・・夢や、やりがいだ!!!って言うのがイヤなだけ。
まぁ、全然出来てませんけどwwww
ある一定の給与の上に、夢や、やりがいを乗せないとすぐに崩れるような気がします。
あと、うちの社員やスタッフを引き抜きに来る人がいる。っていう話を、たまに聞きます。
元スタッフが引き抜きに来たり。
来るもの拒み、去るもの追わず。っす。
まだまだ、俺たち会社の所得水準は低い。低すぎる。
でも、あと数年で引き抜けないぐらいの所得水準にしてやると心に決めております。
馬車馬みたいに、何十時間も働かせるようなことはせずに。です。
よく、250時間とか働いて、給料20万とか聞きます。
時給800円みたいなもんでしょ。
完全に経営者側の都合で決めた給料でしょ。
でも、外食って、結構、これが普通。
弊社は、月間労働時間180時間で、外食産業平均よりは少ないと思います。
月6休み、社会保険完備、有給休暇は1年目から付き子供手当ては、子供全員に。
通勤場所の距離で交通費が付き、残業手当は、時給1000円です。
年2回の全スタッフパーティーも。
まぁ、今の福利厚生はこんなもんですがあと数年で、引き抜けないぐらいにしてやるぜ!!
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また、日本外食新聞第1330号のキープウィルダイニングの
保志社長のインタビュー記事の一部。
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業界水準を上回る給与水準を達成し、社員に愛される会社を作りたい。
そして、今いるメンバーが社長になれるような会社をどんどん作って、先の展望が拓けるよう売上高3~5億円ある状態でスタートさせてあげたい。
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同じく日本外食新聞第1331号の紋七の林社長の
インタビュー記事の一部にも。
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36歳で社長に就任してから、林さんがこれまで以上に強く思うことがあるという。
それは「社長として従業員に奉仕すること」だ。
「一緒に頑張ってきてくれた従業員をちゃんと食べさせること。ともかく従業員満足度を上げたい。社員として会社で働き続けたい人も、将来独立して自分の店を持ちたい人も、やっていてやりがいがあり、楽しく、なおかつ待遇がいい状態にすること。それが企業としての理想だ」
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待遇が良いところで働こうよ、
ということが言いたいんじゃないんです。
「飲食業界は長時間労働が当たり前」
「俺もそうされてきたし、それが常識」
「修行なんだから、これくらいの給与で当たり前」
「社会保険なんて入れなくて当たり前」
という、人を経費としてしか見ず、いかに安く抑えるか?
みたいな経営者が多い業界にあって、やっぱり、
「どこで働くか?」よりも、「誰のもとで働くか?」の方が大事だなと。
想いがある、ビジョンやミッションが明確、
そして従業員を大事にする。
逆にそういう会社の方が、厳しくて要求水準も高く、
結果として自分を高めてくれると思うのです。
経営者も誰を採用しようと自由、働く方もどこを選ぼうと自由。
お互いに対等で自由なんですよ。
あえてはっきり言いますが、
今仕えている経営者には想いがあるか?
ビジョンやミッションが明確か?
従業員を大事にするか?そして、自分を高めてくれるか?
見つめ直すことも必要だと思います。
時間がもったいないですしね。
飲食プロデューサー、中小企業診断士
河野 祐治
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