不況時に選ばれるお店とメニュー

この時期になると、「今年の振り返りと来年の予想」

みたいなテーマの執筆依頼が来ます。

今年も既に、複数の雑誌に記事を書きました。

外食不況と言われていますが、消費者が食べるのを我慢したり、

食べる回数を減らしたりしている訳ではなく、

食べ方が変わっただけなんですよね。

飲食店で食べようと、スーパーで惣菜を買おうと、

コンビニで弁当を買おうと、自炊しようと、自由ですから。

飲食店で食べる、つまり、外食の回数が減った訳です。

外食の回数が減るということは、

行くお店が絞り込まれるということです。

それに漏れたお店が、今、売上が悪いお店です。

単純な話です。

絞り込まれて残ったお店はどういうお店か?

動機で言うと、アニバーサリーや

自分へのご褒美ニーズのあるお店です。

その動機のお店は、強いですね。

また、ウリが明確で、

価値や差別化が分かりやすいお店です。

逆に言うと、元々領収書ばかり書いていたお店は、

今きついです。

メニューで言うと、

「なじみがあるけど家でやらない料理」が強いです。

例えば、スーパーの惣菜コーナーの売れ筋は、

1位:寿司、2位:弁当、3位:天ぷら・フライです。

弁当はともかく1位と3位は、

「なじみがあるが家ではやらない料理」です。

?と思った方もいるでしょうけど、

天ぷら・フライは、今は、家では作りたくない料理なんです。

この後には、餃子や焼き鳥などが続きます。

外食するときも、同じ思考が働きます。

「せっかくだから、家で食べられるものではなく、

家では作らないものを食べに行きたい」

という思考です。

それはあくまでも、「なじみのある料理で」という前提です。

売り手都合の自己満足ではなく、

消費者目線・立場で考えることが大事です。

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