ザーもザーならジーもジー。個人的偏見なフランチャイズの意味
以前、約1ヶ月の間に4~5件、フランチャイズに関する相談を受けました。
要約すると、
「加盟している意味がないので、脱退して独自でやりたい」
ということ。
相談を受けた中から1~2件、独自業態をプロデュースすることになりましたが、話を聞くとザーもザーだけどジーもジーという感じ。
ちなみに世界初のフランチャイズは、ケンタッキーフライドチキンです。
日本では日本コカ・コーラ。
続いてダスキンと不二家。
ここで
「フランチャイズとは?」
「フランチャイズの仕組」
みたいな、お勉強的な一般論を書くつもりはありません。
そもそも私はフランチャイズの専門家でもないし、個人的な偏見で書きます。
今はフランチャイズといってもいろんな種類があるので、ロイヤルティが売上の5%みたいな、一般的にイメージするフランチャイズについて。
なぜフランチャイズに加盟するか?というと、もちろん「儲かる」からですよね。
「商品力があるから」なんて、ダメです。
商品力があれば儲かるなんて、商売はそんなカンタンなものではありません。
ブランドは必要ですが(あった方が良い)
1番は、ビジネスノウハウです。
儲かるノウハウ。
分かりやすく思いっきり単純化して言うと、例えば業界平均利益率が10%だとした場合(実際にはそんなに高くありませんが、分かりやすく)、5%のロイヤルティを払って5%の利益では意味がありません。
独自ではノウハウがないからFCに加盟することによって、5%のロイヤルティを払うことによって、10%の利益を出せるということです。
つまり、ロイヤルティ+利益で15%。
もっというと、儲かるとは利回りです。
100万円で1万円の利子がつけば1%、と同じです。
だから投資をする訳ですから、商売の場合は投資収益率。
1,000万円の投資で店を作って年間利益が200万円なら、20%の投資収益率。
それは同時に1,000万円の投資を5年で回収するという、回収率も意味します。
投資収益率は、売上利益率と投資回転率の掛け算です。
上記の事例の年商が2,000万円の場合、
200/2,000×2,000/1,000
=10%の利益率×2回転の回転率
=20%
となります。
年商4,000万円だったら、
5%の利益率×4回転の回転率
=20%
投資収益率が高いからFCに加盟する。
その対価がロイヤルティ。
一般論とは違うかも知れませんが、私はこういう考えです。
数字の意味が分からない方は、私の本でお勉強しましょう(笑)
河野
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