「良い店だけど高い」なのか、「高いけど良い店」なのか。
今、世の中は「安売り」がもてはやされています。
「安くないとモノは売れない」みたいな論調が多いです。
でも、客単価1,000円の店でも潰れる店は潰れるし、
客単価1万円以上のお店でも繁盛しているお店はたくさんあります。
つまり、絶対額ではなく価値というのは、
価格と品質のバランスなんですね。
価格>品質のお店がだめになり、
価格<品質のお店が繁盛店になる。
単純なことです。
品質というのは、料理だけのことではなく、接客や雰囲気等、
利用動機に対するトータルの品質です。
高客単価の業態だけを見たときに、全体的には、
領収書需要(接待)で成り立っていたお店は厳しく、
プライベート需要(記念日や自分へのご褒美等)のお店は
そうでもない、という傾向はありますが、個別に見た場合は、
やはり、不等号が「<」なのか、「>」なのかの結果になっています。
お客様の評価が、「良い店だけど高い」なのか、
「高いけど良い店」なのか。
「確かに良い店だけど、ちょっと高いよねぇ」
というのは、価格>品質の評価をされています。
「確かにちょっと高いけど、良い店だよねぇ」
というのは、価格<品質の評価をされています。
同じように見えますが、実は全然違う評価なんですよ。
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