発想ややり方は、状況によって真逆になる

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この日は、来月オープンするお店の

打ち合わせを兼ねて。

 

オープンするのは、神戸牛熟成肉専門店です。

 

メッチャ尖がってる。

 

 

ランチは8,000円のコースのみ。

 

ディナーは、30,000円のコースのみ。

 

ということは、当然ながらディナーの客単価は

40,000円程度になります。

 

俺も守備範囲が広いぜ。

 

 

30,000円というのは、税金・サービス料込。

 

つまり、サービス料を10%とした場合、

25,000円(税・サ別)と同じ金額ということです。

 

だったら、なぜそういう表記にしないのか?

 

なぜ、わざわざ高く感じるようにするのか?

 

もろもろの考え方ややり方・発想というのは、

状況によって真逆になるということです。

 

例えば、コンセプトのターゲットや利用動機は、

・都会になればなるほど絞り込む。

・田舎になればなるほど広げる。

が基本です。

 

逆です。

 

私は全国でお店を作りますが、

都会と地方では逆の発想をします。

 

価格もそうです。

 

1,000円よりも、980円とか999円に

することが多いですよね。

 

しかも税抜で。

 

980円(税抜)と1,058円(税込)は同じですが、

後者にする店は少ないと思います。

 

お客様は、「980円だけど、これは税抜だから

実際には・・・」とか、「1,058円だけど、

これは税込だから・・・」とか訳しません。

 

頭では分かっていても、

感覚的には絶対数字で感じてしまうんです。

 

なので、そういう手法になります。

 

でも、客単価が高い世界では逆なんです。

 

乱暴に言うと、安く見せるのではなく、

高く見せるようにします。

 

価値観が逆なんですよ。

 

例えば食べログ。

 

客単価が高い店ほど、

点数が高くなる傾向があります。

 

もちろん、客単価に比例して、

商品やもろもろのレベルが高くなる

ということもあるのですが、心理も働くんです。

 

高いお店に行った自分を自己肯定したい心理です。

 

安酒場を低評価にするのとは訳が違います。

 

車のCMを1番見ている人は、

これから買う人ではなく、

既にその車を持っている人です。

 

自分の判断は正しかったという自己肯定の真理です。

 

同じです。

 

利用動機も、客単価1万円以下のお店とは違います。

 

支払うキャッシュは同じなのに、

「28,000円のコースをおごった・おごってもらった、

接待した・接待してもらった、食事した、体験した」

よりも、

「30,000円のコースをおごった・おごってもらった、

接待した・接待してもらった、食事した、体験した」

の方が満足度が高いのです。

 

支払いは同じなのにです。

 

領収書がほとんどだし。

 

とはいえ、ここ最近の中では客単価が1番高いお店なので、

不安はありますよ。

 

上手くいくとは思ってますけどね。

 

 

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