飲食業と小売業の違いである「ウィンドウショッピング」がもたらすものとは？

2013.8.26 売上アップのヒント

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飲食業は、ウィンドウショッピングがありません。

入店したら売上確定です。

基本的には。

小売業は、ウィンドウショッピングがあります。

この違いが、何を意味するのか？

小売業は気軽にお店に入るけど、

飲食業は覚悟を決めてお店に入るということです。

つまり飲食業は、小売業以上にお店に入りやすい

店頭作りが大事なんです。

飲食業はお店に入ったら売上確定なので、

小売業のように気楽には入りません。

値段が分からない寿司屋なんて、

怖くて絶対に入れませんよね。

心理学でいうところの「YES BUT」が働くのです。

「良さそうな店だなぁ、でも・・・」という、

躊躇する心理です。

・何屋さんなんだろう？

・どれくらいの価格なんだろう？

・どういうメニューがあるんだろう？

・自分が入っていい店なんだろうか？

（男性の場合、女性の場合、家族の場合、

デート中だったら・・・）

　　　　・

いろんな躊躇が浮かびますよね。

その躊躇を打ち消して、

「うちはこういうお店で、

こういう価格のこんなメニューがあって、

ウリは●●で、こんな特長があって、

あなたが入って良いお店なんですよ。」

と入店の背中を押す店頭作りが大事です。

なので私は、ファサード（お店を正面から見た顔）

を重要視するし、タペストリー等を活用して、

いかにお客様の躊躇を打ち消して、

入りやすい店頭作りをするか？を考えます。

初めて来店されたお客様から、

「以前から店があるのは知ってたけど、

これまでなかなか入る勇気がなくて・・・」

とよく言われるお店は要注意です。

飲食プロデューサー、中小企業診断士

河野祐治

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