納品伝票と照らし合わせたって意味ないよ
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以前にも書いたのですが、最近また、同じようことがあったので再度。
「食材の納品時に、納品伝票と照らし合わせてどうすんの?」って話。
納品伝票通りに納品されたからって、何の意味があるの?ってこと。
分かります?
大事なことは、「発注した通りのモノが納品されているか?」ってことでしょ?
納品伝票通りに納品されてても、そもそもそれが発注した内容と違ってたら意味ないでしょ?
つまり、照らし合わせるのは納品伝票ではなく、発注書ということ。
それが検品の意味。
もっというと、検品って、検数と検質のことです。
検数とは、今、説明したこと。
これは誰でもできます。
検質とは、文字通り質のチェック。
「取引を始めるときに取り決めた品質通りか?」ということ。
取り決めた品質というのは、下限品質です。
最低限の品質基準です。
それ以下は返品しますよ、受取ませんよ、というラインです。
なので、検質は誰でもできる訳ではありませんし、検質の方が数倍重要です。
入口で食い止めるのですから。
メニューの品質に1番影響を与える部分ですから、ここがおざなりだと、納品後にいくら手間をかけても品質を落としてしまいます。
おざなりなお店が多いですよ。
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