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これまで、会社のコンサル商品やセミナーの企画で、

たくさんの失敗をしてきました。

「これは絶対に売れる！」と思ったものが、全く売れなかったり…。

お店でもそうですよ。

売れると思ったものが全然売れなかったり、

上手くいくと思ったことが全然うまくいかなかったり。

というか、売れない・うまくいかない方が、圧倒的に多いのです。

あのイチローだって、打てない確率の方が高いのですから。

経営というのは確率論ですから、いかに成功確率を高めていくか、

または失敗確率をどこまで下げられるか、ということなのですが、

そこはやはり、「仮説→検証」の積み重ねですよね。

でも、商売の成功として考えたときには、

実は、「率よりも数」の方が重要だったりします。

よく言われることですが、「あの人は、やることなすことうまくいく。」

と言われる人は、「分母」が違います。

仮に成功確率が同じ３割だったとして、普通の人は、

１０回やって失敗した７個の方を問題にします。

でも、「やることなすことうまくいく」と言われる人は、

１００回やって７０個の失敗よりも３０個の成功の方を重視します。

なので、実際には失敗も７０個と膨大なのに、

成功の３０個の方が目立っているだけです。

その３割が、全体の利益をもたらすのですから。

所詮７割は失敗すると割り切って、それを前提にして、

それが致命傷にならないようにすることが大事です。

そして、７割の失敗に目を向けるのではなく、

３割の成功を重視する思考を持たないと。

飲食プロデューサー、中小企業診断士

河野 祐治　

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