「ちょい飲み」訴求のススメ
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居酒屋等で腰を落ち着けて飲むことが減り、
家飲みが増えた人が多いですよね。
でも、やはりたまには外で飲みたいし、
でも、居酒屋に行ってどっぷりとまでは飲みたくないし、
1人だし、
かといって、コンビニでつまみとビールを買って帰るのも
わびしいし…。
という、そのちょうど中間動機の「ちょい飲み」を
上手く取り込んだのが日高屋です。
一般的に、ラーメン業態は夜が弱いのですが、
日高屋は、ちょい飲み訴求が上手くいって、
夜に強いラーメン店です。
夜、日高屋に行くと、1人客メインの居酒屋状態で
賑わっています。
その日高屋が、過去最高益だそうです。
私は、居酒屋等のアルコール業態以外をサポートするときに、
必ず「ちょい飲み」を意識します。
「日本一おいしいミートソース」で有名なトスカーナが
ラゾーナ川崎のフードコートに出店した、「クアトロクオーリ」
フードコートなのに、夜の売上がランチの3倍あり、
毎晩、2~3樽は楽に売るそうです。
もちろん、ランチの売上が低い訳ではないですよ。
フードコートの他店も真似し始めたそう。
他店は、まさかフードコートでアルコールがそんなに売れるなんて、
思ってなかったでしょうからね。
クアトロクオーリ
フードコートだから・・・
●●業態だから・・・
駅前立地じゃないし・・・
そうやって、常識に縛られている人は、
常識の枠の中での成果しか得られません。
まぁ、そうは言っても、我々は常識を覆すお店を
たくさん見てるから言えるのであって、
その経験がないと、なかなか考え方を変えるのは
難しいですけどね…。
飲食プロデューサー、中小企業診断士
河野 祐治
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