「お客様視点」の難しさ

おかげさまで、相変わらず日々忙しく、

毎日、複数の案件に取り組んでいます。

その中で、やはり毎日感じるのは、【お客様視点の難しさ】です。

口で言うのはカンタンだし、どこも当たり前のように言いますが、

なかなかどうして、これが難しい。

私はいつも、「売れていないお店は自己チューのお店」で、

それを、「お客様視点のお店」に変えることが

コンサルティングだと言っています。

コンサルティングの現場で、最も多い私のアドバイスは、

知識やノウハウを教えるとか、そんなことではなく、

「それは店の都合でしょ?」

「お客様には関係ないことでしょ?」

「お客様はこう思うでしょ?」

といったお客様視点からの指摘です。

毎月顔を合わせている顧問先でさえも、それがずっと続きます。

そもそも、グルメサイトやメニューブック等は、誰のためにあるのか?

常連のためにあるのではないんですよ。

そもそも常連はそんなの見ませんから。

初めて来店された方、初めてそのお店の情報に触れた方

のためにあるのです。

そして、お客様は、あなたのお店の分野(業種・業態)の素人です。

あなたが、こんなの当たり前と思っていることが、

お客様にとっては、全然当たり前じゃないんですよ。

なので、そのサイトを見たとき、そのメニューを見たとき、

お客様が頭の中で、何を考えているのか?

どういう思考になっているのか?

何に困っているのか?

どうして欲しい、どうあると助かると思っているのか?

といったことに応えるものじゃないとダメなんです。

素人であるお客様に恥をかかせない、ストレスを与えない、

そういった親切なものであるべきなんです。

とは言うものの、コンサル会社である、

うちの社内でも同じようなことを言います。

やっぱり、お客様視点は難しいですね。。。

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