なぜ、新規事業は上手くいかないのか?
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私は、新規事業のお手伝いをしますが、
どの業界でも、新規事業の成功確率というのは
低いですよね。
理由はいろいろとありますが、
その1つは、【手を出す事業の選択ミス】です。
下記の図を見て下さい。
今の商売は、
3つの要素から成り立っていると言えます。
①今の事業(業界・業種・業態)
②今の顧客
③今の売り方(店舗・ネット・訪問販売・宅配・・・・・)
ということです。
今の商売は、この3つの輪が重なる部分で
成り立っているのに、いきなりこの3つの輪の輪郭の
外の事業を始めようとすると、失敗確率が上がります。
何のノウハウもないし、現経営資源も関係ないし、
シナジーも働きませんから。
もちろん、失敗確率が上がるというだけで、
必ず失敗するということではありません。
その場合のやり方もあります。
では、成功確率が高くなる部分はどこか?
3つの輪が重なる部分で成り立っているということは、
次に上手くいきやすいのは、
2つの輪が重なっている部分ということです。
< ①と②が重なる部分 >
今のまま、売り方だけを変えるということです。
店舗販売がネット販売を始める(その逆も)、
チャネルを変える、そんなことです。
飲食店の出前や宅配なんかも。
< ②と③が重なる部分 >
今のターゲットと販売手法は同じで、
売るものを変える、業種を変えるというパターン。
先日ブログに書いた、新潟のミルズは、
まさにこの手法です。
⇒ ameblo.jp/yjkn/entry-12026491397.html
飲食店の新業態も、ターゲットが同じなら、
このパターンです。
< ③と①が重なる部分 >
ユニクロのジーユーのパターンです。
(あれはターゲットが変わってないかな?)
今の商売でターゲットを変えることです。
年齢層を変える、性別を変える、エリアを変える、
といったことです。
深掘りすると、もっといろんなパターンがあるのですが、
カンタンに言うと、そういうことです。
その次に成功確率が高い部分は、
当然ながら、1つの輪だけの部分です。
我ながら、良いこと言うなぁ(笑)
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