ドミナント化するためには、既存店を「進化」と「熟成」させ続けていくこと

 

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きのうのブログ

http://ameblo.jp/yjkn/entry-12166858705.html

 

新店がオープンしても、徒歩圏内の既存店3店舗の売上が落ちてない。

 

もちろん、17万人弱の市で繁華街も限られているので、棲み分けができるように業種業態を考えているのが大きな理由です。

 

 

でも、別のクライアントで、こういうケースがありました。

 

地方で月商500万円の居酒屋。

 

その500m先に、良い物件が出ました。

 

でも、地方の500mは、あまりにも既存店に近すぎて、クライアントが出店する訳にはいきません。

 

今と違う業種をすれば大丈夫かも知れませんが、そういうノウハウはありません。

 

でも、人材は育っていたので、クライアントの相談に対して私は言いました。

 

「もし、競合店が出店して20%の影響を受けたとしたら、売上が400万円になってしまいます。だったら、せっかく人が育っているので、競合店に取られるくらいならあえて自社競合させて、仮に新店が500万円売ったとして、既存店が400万円になっても、会社としては900万円の売上になるじゃないですか」

 

出店することになりました。

 

その結果、どうなったか。

 

既存店は、そもそも週末はキャパオーバーしてたので、週末の売上は変わりませんでした。

 

確かに平日は落ちましたが、それでも月商で90%程度でした。

 

新店は400万円のスタートでしたので、会社としては850万円の売上です。

 

その後、業態を少しいじって、デザインや商品構成もちょっと変えたので、3ヶ月後には既存店も100%に戻り、新店も600万円になって、2店舗で1,000万円を超えるようになりました。

 

ということは、その地域のパイは変わってないので、他店舗が500万円以上、売上が減っているということになります。

 

ドミナント化した方が、いろんな意味でシナジー効果が出るし、管理も楽です。

 

 

話がそれたので、元に戻します。

 

棲み分けするために業種業態を変えたりしますが、他にもあります。

 

それは、「既存店が常にブラッシュアップして進化する」ということです。

 

当たり前のことですが、これがなかなかできません。

 

それともう1つ。

 

「お店が良い熟成をして、円熟味を増していく」ということです。

 

ちょっと抽象的ですが。

 

 

きのうのブログの事例。

 

既存店の「炉端炭焼 小次郎」

http://kojirouking.com/

 

どうブラッシュアップしたのかは書けませんが、お店が良い感じで熟成してます。

 

円熟味を増してます。

 

写真を見ただけじゃ分からないでしょうけど。

 

去年のオープン依頼、ずっと繁盛を続けてます。

 

 

 

イタリアン酒場 ジモン」

http://jimonking.com/

 

良い顔でしょ。

 

ここも、去年のオープン以来、売上が落ちずに繁盛しています。

 

 

 

新店から歩いて1分。

 

全く影響がありません。

 

まぁここは、業態全く違いますからね。

 

 

 

当たり前ですが、お店が熟成するって、「札を貼りまくれ!」ってことじゃないですよ。

 

クレンリネスを維持してる前提があってこそです。

 

家でも住み続けると、良い味を出すようになるでしょ。

 

って、ますます抽象的か(笑)

 

 

もちろん、料理も進化し続けます。

 

 

 

 

 

 

どっちにしろ、新店・競合関係なく、進化し続けないといけないことには変わりないですからね。

 

停滞は後退を意味しますから。

 

H&Nの4店舗=宇部の繁盛店ベスト4だと思います。

http://h-and-n.jp/

 

 

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