やはり、「人」がやることですから
川島はすごかったですね。思わず小2の息子に「あの顔つきを見ろ!」
と言いましたよ。
息子もサッカーとフットサルと空手をやっていて(勉強には
通わせてない・・・笑)、いづれもそつなくこなすのですが、
今ひとつ、闘争心に欠けるんですよね。
負けても悔しがらないし。
今の日本も足りないのは、川島の顔つきと
闘莉王のむき出しの闘争心なんでしょうね。
スポーツも商売も、スマートにカッコ良く勝とう、儲けようと
する人が多いですよね。両方とも、本来もっと泥臭いものです。
さて、飲食業も自動販売機が物を売っているわけではなく、
「人が人を使って人をもてなす」商売をやっているのであって、
あくまでも最終的には、商品でも販促でもなく「人」なんです。
接客という次元の意味ではありません。
店長以下、現場のスタッフがその気じゃないと、
どんな立派な作戦でも成果が出ないということです。
耕していない畑に何を植えても育ちません。
コンサルしたときに、短期で驚くような成果が出るときは
「店長=経営者」の場合が多いというのは、そこにあるんですね。
先日も、
「全店(3店舗)まとめてコンサルを受けた方が良いのかどうか」
という相談があったので、
「まずは、1店舗に集中して、圧倒的な成果を出すべき。」
とアドバイスしました。
その気じゃないお店に作戦を与えても、
「やってあげる」状態になるだけです。
まずは1店舗で成果を出して、他の店から社長に対して、
「ぜひ、うちの店にもコンサルを入れて下さい、
メニューを作り変えて下さい、サポートして下さい・・・」と、
現場からお願いされると成果が出やすいです。
商売は人がやることですから、やはり一番難しいのは、
チーム作り、人作り、戦う集団作りです。
飲食プロデューサー、中小企業診断士
河野 祐治
⇒ 飲食店繁盛会
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