「継いでくれ」ではなく、「継がせてくれ」と言われる存在に
おかげさまで依頼が多くて、仕方なくお断りすることが増えました。
でも、公的機関の専門家派遣は、優先してやるようにしています。
専門家派遣を断って民間の依頼を優先した方が、格段に儲かるのですが(笑)
優先する理由は、もともと私が飲食店コンサルタントとして独立した目的の1つが、「個人飲食店支援」だからです。
飲食店経営のノウハウや知識がなくて苦労している個人飲食店を、支援していきたいんです。
カッコつけて言うと、ライフワークみたいなものです。
潰れていく個人飲食店を、たくさん見てきましたから。
自分で飲食店をやりたいわけじゃないんです。
「コンサルタントなんてやれるなら、自分で飲食店をやった方が儲けられるはずだろう」なんて、トンチンカンなことを言っている連中には分からないでしょうけど。
60歳過ぎて全国を飛び回るのがきつくなり、お金も必要なくなったら、専門家派遣での個人飲食店支援をメインにしていこうかなと。
その頃には、お声がかからなくなっているかも知れませんが(笑)
1991年がピークで約85万店あった飲食店が、今は約62万店程度だと言われています。
一方で、大手チェーン上位100社の売上は、3兆6千億円⇒6兆8千億円と増加しています。
それを差し引いての上記の店数ですから、個人飲食店は相当数が減少していることになります。
その大きな理由は、もちろん①売上不振です。
次が②後継者がいないこと。
そして、ここ数年で増えてきた理由が、③人不足。
私は、個人飲食店は家族経営でやればいいと思っているので、③は問題になりません。
①と②は、リンクしています。
子供は、親の大変さを見て育っているから、継ぎたくないんです。
朝から晩まで働いて。
休みもなく働いて。
それでも生活が大変で、夫婦喧嘩も絶えなくて。
理不尽な客にも、頭をペコペコ下げて。
要はカッコ悪いんですよ。
で、親も子供には継がせたくない。
先日、それに近いようなテーマである雑誌の取材を受けていて、ふと気づきました。
私は、単に個人飲食店に頑張って欲しいのではなく、「カッコ良い存在」であって欲しいと思っているんだと。
子供の憧れになって欲しい。
「父ちゃん、カッコいい」と思われて欲しい。
「飲食店って儲かるんだ」と思われて欲しい。
そのために儲けて欲しい。
ブラック労働ではなく。
だから私は、「個人飲食店は週休2日でいいじゃん」と言っているのですが、さらに昼か夜だけの営業で、月商200万円。
それだと上手くやれば、売上の半分の100万円くらいを世帯収入にするのは可能です。
世帯年収1,200万円。
飲食店をやっていれば食費はあまりかからないし、いろいろと経費で落とせるし、感覚的には年収1,500万円のサラリーマンと同じレベルでは?
「継いでくれ」ではなく、「継がせてくれ」と言われる状況になって欲しいんです。
頑張ろうぜ!
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