飲食店コンサルタント 河野祐治オフィシャルサイト

きのうのカンブリア宮殿は、いろんな意味で考えさせられました。

採用、生産性、今の時代の働き方・・・・・・

どの業界も抱える大きなテーマです。

ポイントは４つあるように思いました。

１つ目は、評価軸を変えること。

日本はいまだに、「頑張っっている人を評価する」傾向があります。

頑張っている人＝サービス残業もサービス休日出勤も厭わない人、昔の企業戦士のように残業する人＝使い勝手の良いイエスマン

みたいな感じ。

残業代についていえば、残業代を払った時点でそれに対する精算は終わっているのであって、それをさらに評価軸に加えるのはおかしい。

２つ目は、美徳を恥に変えること。

「御社の社員は夜にメールしても返信があるし、スゴイですね」、「うちの社員は、夜遅くまで頑張ってくれてる」

今までは、これらは美徳だったり自慢だったりします。

これからは、「これは恥なんだ」という感覚に変えないといけません。

３つ目は、「そんなことやれない脳」を「どうすればやれるか脳」に変えること。

実務面ではこれが１番苦労しますが、番組の中でいろんなヒントをいただきました。

それは書かないけど（笑）

これらの３つは、今の時代のパラダイムシフトです。

これから、ますます人手不足倒産が増えます。

魅力のない会社は淘汰されます。

「法律だから」とか、「時代の流れだから」とかではなく、「魅力作りのために」、「業績を上げるために」という前向きな意識での取り組みが必要です。

それらのために４つ目。

まずは見える化することです。

給与と残業代をトータルでＰＬ上に乗せるのではなく、分けて乗せて見える化する必要があります。

関係先でいろいろあって、番組を見た感想をまとめてみました。

それにしてもきのうの会社は、今頃、応募が殺到してるだろうなぁ。

来週はついに、野本さんの羽田市場が登場ですね。

これは見逃せません。

飲食店コンサルタント、中小企業診断士