売上が増えたお店は14%、下期増えると答えたお店は16.9%
22日の日経MJによると、今年の上半期(1月~6月)に
売上が増えた飲食店は14%とのこと。
年商2千万円以上のお店だと20%以上で、
それ未満のお店だと9.3%。
小規模店ほど厳しい状況です。
下半期(7月~12月)の売上見通しで、
増えると答えたお店は16.9%。
これらの数字が高いと見るか、低いと見るか。
人によって意見が分かれると思いますが、
私は、妥当な数字だと思っています。
そもそも、開業後3年以内に7割が潰れる業界だし、
繁盛店や、一生懸命真面目に努力しているお店の割合も、
その程度だと思うからです。
売上アップのために取り組んだことを見ても、
1番多いのは「常連客に対するサービス(29.6%)」で、
2番目が「低価格メニューを用意(約29%)」ですが、
売上が増えたお店で多かったのは、
「有機野菜や地元食材の利用」です。
そして、「特に何もしていない」が約20%強あるのですから。
30年の歴史を持つ老舗高級フレンチの「シェ松尾」の
経営難による事業譲渡が話題になっていて、
不景気と結びつける論調もありますが、
ひらまつを含め、好調の高級店はたくさんあります。
MJにも、一時下がった売上を回復させた
高級店の事例が載ってます。
あくまでも「経営」の問題です。
景気や外部環境は、あくまでもマクロ(業界全体)の問題です。
ミクロ(個店)の問題ではありません。
うちのクライアントもそうですが、
世の中には繁盛しているお店がたくさんありますから。
【個人の小さな飲食店が景気や政治を語るな】
ということです。
飲食プロデューサー、中小企業診断士
河野 祐治
⇒ 飲食店繁盛会
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